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カタツムリの飼い方のポイント! [虫たちの不思議]

カタツムリの飼い方のポイント!
  (思い込みと意外な事実)

SBCA4828.jpg

子供「ねぇパパ、カタツムリをいっぱい
   見つけて捕まえてきたよ!」

パパ「ホントじゃね!」
  「どこで見つけたの?」

子供「隣の家のブロック塀に
   いっぱいいたよ」

パパ「そうなんじゃ」
  「それで、その大量のカタツムリ達は
   どうするの?」

子供「食べれる?」

パパ「そりゃ、無理よ!!!」

子供「この前、テレビで食べてる人を
   見たよ?」

パパ「あれは外国の話。」
  「今、捕まえてきたカタツムリは
   食べる用じゃないから、
   食べたらお腹が痛くなるかもよ。」

子供「じゃあお家に持って帰る!!」

パパ「持って帰ってどうするの?」

子供「飼いたい!!!」

パパ「え~~、こんなに沢山は駄目だよ」

子供「じゃあ数を減らしてもいいから
   飼いたい!!」

パパ「でもお世話の仕方、知ってるの?」

子供「大丈夫!保育園でもお世話してる!」

パパ「そうか、じゃあカタツムリを
   お家で飼ってみようか!」

子供「やったーーー!」






と言うことで、我が家でもカタツムリを
飼うことになってしまいました。

最初に捕まえてきたときには、20匹は
いたと思います。

それをすべて持ち帰って世話をすると
言うので、さすがに数を減らして
もらいました。


さて、カタツムリを自宅で飼うとなると
気になってくることがいくつかありました。


・どんな飼育ケースで飼えばいいのか?

・餌は?

・糞で汚れたときの手入れの方法は?

・いつまで飼えばいいのか?
 (寿命は?)

・日々のお世話の注意点。

・意外な事実。



まずは、飼育ケースから。

これは、何でもいいようです。

子供たちがカタツムリを観察して
楽しめるように、透明の容器なら
何でも大丈夫です。

カブトムシの飼育ケースでもいいですし、
スーパーで売られている果物の
透明な容器を二つ合わせて使っても
いいと思います。

一番手軽なのは、カブトムシなどの
昆虫用の飼育ケースでしょうか。

夏が近づいてくると、ホームセンターや
100円均一でも売っています。

ケース選びで大切なのは、観察しやすさと
手入れやお世話のしやすさ。

あとは値段でしょうか。



カタツムリの餌って何でしょう?

普段は何を食べているのでしょうか。

私の子供の頃のイメージでは、
野菜なら何でも食べていた気がします。

調べてみると、結構何でも食べるようです。

キャベツやキュウリ、ニンジン、レタスなど

ところが、カタツムリによって好みが若干ある
ようです。

捕まえてきたカタツムリの好みが何なのか、
調べてみるのも面白いかもしれません。

その他に、カタツムリの殻の材料になるものも
餌として与えなければなりません。

実はカタツムリの殻は身体の一部なのです。

だから殻用の餌も必要です。

それは何か?

答えは、カタツムリを見つけた場所で
分かりました。

今回のカタツムリは、隣の家のブロック塀で
捕まえました。

このカタツムリたちは、ブロック塀に含まれる
炭酸カルシウムを食べていたのです。

だから、同様の成分の餌が必要です。

身近なところでは、「卵の殻」などが手軽に
手に入って良さそうです。

他にも、ブロック塀の一部でも代用可能です。

KIMG0872.JPG

意外な事実として今回改めて知ったのが、
カタツムリはアジサイの葉っぱを食べない
ということ。

とても意外な事実でした。

どうやらアジサイの葉には毒素があるようです。

てっきり梅雨の時期にアジサイの葉っぱの上で
カタツムリを良く見かけるので、
葉っぱも好んで食べるのかと思っていましたが、
間違いだったようです。

じゃあ何でアジサイの葉っぱに
いるんでしょうね?

理由は分かりませんが、カタツムリにとって
居心地のいい場所なんでしょうね!





糞の始末はどうするか?

これはカタツムリを飼っていく上で
一番の難所ではないかと思います。

だってカタツムリってヌルヌルしますよね?

あれのせいで世話がしにくいこと、
この上なし!

飼育ケースも汚れて、観察がしにくく
なることもあるので、定期的な掃除も必要です。

我が家では飼育ケースには
アジサイの葉っぱ、餌となる野菜と卵の殻
それにカタツムリたちしか入れていません。

糞を含めた掃除の時には、
アジサイの葉っぱは取替え。

餌も新鮮なものに取替え。

カタツムリは一時的に別の容器に避難させ、
飼育ケースを丸ごと水洗いします。

そうすることで、カタツムリが通った後の
ヌメリが取れ、観察も行いやすくなります。



その際、1つ注意点が。

できれば親子で揃って取り組んでください。

カタツムリは、餌の種類によって糞の色も
変わります。

だから、糞を掃除するときにも色を見て
観察するのも面白いと思います。




日々のお世話で注意すべきこと。

カタツムリは湿気を好む生き物という
認識に間違いはないでしょう。

しかし、水浸しではカタツムリも
溺れてしまうようです。

だから、カタツムリを飼うときは
霧吹きなどで湿度を高めにしてあげると
いいようです。


また、餌のところで話題にしましたが、
卵の殻などのカルシウム補給が必要
という点を忘れがちです。

短期間飼うだけなら、何とかなるかも
しれませんが、カタツムリが死ぬまで
世話をするつもりなら、
カルシウム補給は必須です。

意外に思うかもしれませんが、カタツムリは
結構長生きです。

身近にいるカタツムリなら2~3年は
生きると思っておいた方がいいです。

そしてカタツムリは冬眠もするので、
そんな様子を観察するのも面白いかも
しれません。

ちなみに殻の大きさや、殻の巻きの数で
およその年齢?が分かります。

1巻半なら1年目、2巻半なら2年目、
3巻半なら3年目と以後続きます。

あくまで目安で、前後1年はズレあるかも
しれません。






日ごろの観察に飽きてきたら、
ぜひ試してほしいのが、

「カタツムリの食事の音を聞く!」

です。


カタツムリが野菜や卵の殻に取り付いて
いるときに、音を立てずに聞き耳を立てて
いるとカタツムリの食事の音が聞けます。

人によって感じ方は違うと思いますが、

「ショリショリ」

という音が聞こえてくるかと思います。

また、口がどこにあるのか探してみるのも
面白そうです。


「おたまじゃくしの尻尾はどこに消えるのか?」 はこちらへ

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2015-07-04 23:20  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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