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なぜアリは、行列を作るのか? [動物の不思議]

なぜアリは、行列を作るのか?

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子供「ねぇパパ、アリさんがいるよ」

パパ「そうだね、口に何かくわえて運んでいるアリがいるね」

子供「ホントだ! あれっよく見ると、
   アリさんが同じところを行ったり来たりしてる」

パパ「そうだね、どうして同じところを行ったり来たりしてるんかな?」

子供「どこに向かっているんかね?」

パパ「どこに向かっているか、アリさんについて行ってみようか」

 アリの列を辿ってみると

子供「あっ穴の中にアリが入っていく!!」

パパ「これはアリの巣じゃね、アリの巣の反対方向には何があるんかね?」

 今度は逆にアリの列を辿ってみると

子供「あっお菓子が落ちてる。その周りにアリさんがたくさんいるよ」







さて、アリはなぜ行列を作るのでしょう。

行列の先にはアリの巣があり、その反対側にはお菓子や昆虫など

アリの餌となるものがあるようです。

アリが餌となるものを見つけると、そのカケラを口にくわえて巣に戻ります。

このとき、腹の先の発香腺というところから、「道しるべフェロモン」

とでもいうような匂いの素を地面にチョンチョンとつけていきます。

すると近くにいた他のアリが、この匂いに誘われ誘導されて、

餌まで辿り着きます。

このことが他のアリたちにも連鎖的に起こり、行列に参加するアリが増えると

「道しるべフェロモン」もどんどん濃く?なるので、

徐々に餌と巣を行き来するアリの数が増え、行列が大行列へと発展するのです。

この「道しるべフェロモン」は揮発性のある物質なので、

餌がなくなると、巣への往復もなくなり自然と行列も解散してしまうのだそうです。


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因みに、よくよく観察していると、餌の方から巣へと戻るアリが、

これから餌のところへと向かっていくアリに対して、情報交換のようなことを行っています。

行列ですれ違うときに見つけられると思うので、気をつけてみてみると分かるかと思います。

情報交換は、アリの触角で行っているようですね。

また、アリの巣穴の中は暗いので、アリの視覚は退化しているそうです。

その代わりに、嗅覚と触覚が発達しているそうです。

餌を見つけるためには、嗅覚をフル稼働させているのでしょうね。



アリの巣の近くに、匂いの強さに違いのある餌を置いて観察してみると

面白いかもしれません。

アリの集まり具合や集まる早さに違いがあるかもしれませんね。






まとめ

・アリは視覚が退化していて、あまり目が見えていないので匂いを頼りに行動している

・仲間に餌のありかを伝えるために、「道しるべフェロモン」を使って誘導している

・直接の情報交換は、触角を使ってコミュニケーションを行っているらしい





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2015-03-19 01:01  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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